１６日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、新潟に赴任した寅子（伊藤沙莉）の家に、花江（森田望智）ら猪爪家の面々から手紙が届く。その手紙を読む寅子の横に、花江がいるような演出があり、ネットは「イマジナリー花江ちゃん」がトレンド入りした。また、寅子が川に落ちるシーンがあり、同時に「オフィーリア寅子」もトレンド入りした。

　この日の「虎に翼」では、花江らからの手紙が届き、優未は大喜び。封を開けると、寅子への手紙と優未への手紙が入っており、優未は寅子から離れ１人になって大切そうに手紙を読む。その姿に寅子は一瞬複雑な表情を浮かべる。

　一方の寅子の手紙には花江からの引っ越しが無事に済んでホッとしたという文言とともに「手紙には仕事も優未のことも手を抜かず全力で完璧にこなします、とありましたね」「寅ちゃん。あなた何も分かってないわ」という言葉が。耳が痛い寅子は手紙を伏せ「夕飯の支度を…」と花江のメッセージを聞かなかったことにしようとするも、ここで花江が寅子の横に現れ「最後まで読む！」と告げ、寅子のほっぺを両手で挟み「寅ちゃんにしかできないことがあるはず。それを見つけてちょうだい」と呼びかけていた。

　新潟編となり、猪爪家の面々とはしばしのお別れと思っていたネットはこの“イマジナリー花江ちゃん”を大歓迎。「それにしてもイマジナリー花江ちゃん良かった」「イマジナリー花江ちゃん、なんて頼りになる…！」「イマジナリー花江ちゃんが可愛かった」などの反響が。

　また、この日は寅子が訴えのあった山林の区画を確認するために裁判所の人たちと山に入り、河辺で休みをとるも、そこでケンカの仲裁をしたため、川に落っこち、背面で浮かぶシーンが。この姿が「ハムレット」のオフィーリアのようだと、ネットでは「オフィーリア寅子」もトレンド入り。「オフィーリア寅子とイマジナリー花江ちゃんがトレンドに並んでいるのなかなかおもろいｗ」「オフィーリア寅子、笑った」「オフィーリア寅子が本当にまあまあオフィーリアスタイルでおもしろかった」などの声が上がっていた。