須賀健太 30歳目前に「キノカブ」初挑戦「日本文化に触れて成長したい」と意気込み

 俳優の須賀健太(29)が16日、都内で木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」(9月15~29日、東京芸術劇場 プレイハウスほか)の製作発表会見に、共演する川平慈英(62)らと登場した。DiSH//のメンバーで俳優の矢部昌暉(26)は、体調不良のため欠席した。

 木ノ下歌舞伎×杉原邦生のタッグの代表作で、数奇な運命に翻弄(ほんろう)される若者たち(和尚、お坊、お嬢)の“三人吉三”と、現行歌舞伎ではカットされている“商人と花魁(おいらん)の恋”がダイナミックに交錯する鮮烈な群像劇。いまや幻となったオリジナル版の9年ぶりの再演となる。

 須賀は出演打診に「驚いた」としながらも「今年30歳を迎えるので、芸術に携わっていく者として、日本文化に触れて成長したいと思っていた。そんなぴったりのタイミングだった」と語った。また川平は「歌舞伎は初チャレンジなので、楽しくやれたら。僕のなりわいは、ほぼミュージカルと楽天カードマンなので(笑)」と笑わせた。

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