俳優の中島健人（３０）が１７日、都内で行われた、イメージキャラクターを務める私鉄特急「京成スカイライナー」の累計利用者５０００万人突破を記念した式典に登場した。

　ＣＭで演じる“京成王子”のキャラクター通り、同列車をイメージした紺色のスーツに爽やかな青のネクタイ姿で登壇。成田空港と都心を結ぶ旅行客が多く利用する路線で、イベント中には自身が券売機で切符を買うオフショットも公開し「京成スカイライナーさんと携わらせてもらってから『エスコート』という言葉が僕の人生の命題となりました」と語った。

　夏休みに成田空港から向かいたい旅先を問われると「今年の夏はやはりパリですかね。プライベートでパリ五輪を見たい」と花の都への思いを吐露。１０年ほど前、映画の仕事で馬術を習った際に指導を受けた先生から「パリ五輪（が開催されるころ）あたりに馬術で出られる」と褒められたと言い「プレイヤーとしては出られないけど、観客としてパリで馬術を見たい」と話した。

　式典中には成田空港と中継を結び、５０００万人記念ロゴがプリントされた特別列車の出発式も行われた。中島は「５０００万人記念ライナー、出発進行！」のかけ声で列車を見送り「去り方もクールだった。さりげなさもスカイライナーの良さ。これからもクールに、ジェントルに全てのお客様をエスコートしてほしい」とＰＲした。