タレントの麻木久仁子（６１）が１８日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、同局人気クイズ番組「Ｑさま！！」の出演中に起こった異変を明かした。

　麻木は４８歳の時に若年性脳梗塞を発症。番組でその時の経験を告白した。

　麻木は当時「Ｑさま！」など多くの番組出演を抱え、休む間もない日々。番組では「Ｑさま！」出演時の麻木のＶＴＲを流したが、しきりに左手で右手をもむ仕草があった。

　「発作が起きると震える」といい、３０秒程度で収まって様子を見る日々。だが「Ｑさま！」収録中に発作が起こり「回答しようとした瞬間、発作が起きて、答えがわかってるのにマジックが持てない」というほどに。「麻木久仁子わかんないのか！って言われて。分かってるけど書けないんだって」と振り返った。

　その翌日も右手の震えで玄関に鍵がさせないほどに。その翌日も家事や運転中にしびれを感じ、ようやく病院に行くことに。「Ｑさま！で震えたあたりで病院と思ったが、（仕事など）全部片付けてからと思ってしまった」とすぐに病院に行かなかった理由も説明。幸い、重症には至らなかったが「後から専門の先生から、すぐに行かなければいけないものだって言われた」と話していた。