長嶋一茂、米大統領選で私見「専制主義的な発想、思想も時には大事」 米の知人の話では「トランプさんの方が全然強い」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。米大統領選の動きについて言及した。
番組では、銃撃事件後、初めて演説を行う共和党のトランプ元大統領について報じる一方で、バイデン大統領の撤退論が民主党内で日増しに高まっていることを伝えた。
羽鳥アナから「一茂さん、誰がなるかは日本に大きく影響しますから、非常に大事です」と水を向けられると、一茂は「アメリカって世界のリーディングカンパニーで今も昔も。この激動の時代をどうやって乗り切りかと言う時にアメリカという国自体がポイントになってくるんですよね」と説明。「グローバルな状況変化に対応できるリーダーシップが絶対求められてくるし。グローバルな状況に対応できるリーダーシップってどういうことかって言うと、即断、即決的な、いわば独裁的な発想、思想を持ってる方かなって思うんです」とリーダー論について持論を述べた。
日米ともに民主主義が根幹だと前置きしたうえで、「専制主義的な発想、思想も時には大事になってくるのかな。民主主義だと、多数決があったりして、多数決をやってる間に何か違うことが起きちゃうっていう。スピード感をもって対応しなきゃいけない人たちがやっぱりリーダーシップがある」と説明。「今の時代はそこを求められてるんじゃないかなと思うので。そういう観点からいくと、バイデンさんとトランプさんとどっちのイメージが強いかと言うと、全然、トランプさんの方が強いんですよね。アメリカ国民というのは、いつも強いアメリカっていうのを期待しますから。そこでのリーダーシップはときには横暴的な思想、発想によって、何か物事を決断していくっていうものを必要とするときもあるので」とトランプ氏の方がそうしたイメージに合うと私見を述べた。
さらに「僕のアメリカの知人から聞くと、ずーと支持としてはトランプさんの方が…。実は日本に伝わっている情報よりも、アメリカ国内ではトランプさんの方が全然強いんじゃないかという見方もあります」と“解説”した。