橋下徹氏、大阪・吉村知事に異を唱える「斎藤さんの問題はここじゃない」 兵庫・斎藤知事についての発言に

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が19日、自身のX(旧ツイッター)に連続投稿。ワイン受領を認めた斎藤元彦兵庫県知事を巡る、大阪府の吉村洋文知事の発言に異を唱えた。

 パワハラやおねだり体質のなどの疑惑のある斎藤元彦兵庫県知事は19日、同県上郡町の関係者に特産ワインを要求したとされる自身の疑惑について、ワインを受け取っていたことを認めた。疑惑を告発後に死亡した元県幹部の男性が残していた音声データが公開された。

 橋下氏は、吉村知事がこの音声データについて「『飲んでみたい』と言ったらおねだりになるんですかね?」などと報道陣に逆質問したとのネットニュースを引用。「僕は自分の権限が及ぶ範囲のところからの特産品の受領は断っていた。国政政党代表になってからは日本国内からの物はお断り。でも完璧ではなかったと思う」と自身は一切、断っていたことを明かした。

 さらにその後の投稿では「知事室や催し物会場で食することはあったけど自宅に持ち帰ることはしなかった。冷たい知事・市長と言われたけどね。自分の権限の及ばない外国要人の表敬訪問の際の贈り物は受け取って自宅に持ち帰ったこともある。お酒類なんかは」と振り返った。

 続けて「斎藤さんの問題はここじゃなくて、内部告発に対する対応の不味さとそのことに関連して職員が自死したことだと思う」と問題にすべきは“おねだり体質”ではないと異を唱えた。

 橋下氏はそれに先立つ投稿で「このような事実があるのに第三者調査も踏まえず特定の職員を公で嘘八百と罵り、その職員が自死した事実は辞職に値する」と厳しく指摘していた。

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