タレントのケンドーコバヤシが、ニューヨークのＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに出演。６月２２日放送のフジテレビ「さんまのお笑い向上委員会」で、陣内智則が永野にブチ切れた事件について言及。「同じ光景を見たことがある」と、若手時代にも人気の後輩を相手にやらかしていたことを証言した。

　陣内と同期のケンコバは、「番組やから、そんな訳ないやん」と陣内がガチでキレたことについては否定した。それでも若手時代のデジャブーを振り返った。

　「鮮烈デビューを果たしたサバンナがすごかったのよ。ちょっと後輩で。オレらの輪の中で初めて、ＮＳＣじゃないオーディションから上がってきて。いきなり劇場レギュラー取って。まだ大学在学中で」

　今や人気の高橋茂雄と八木真澄のコンビは、立命館大の学生同士でコンビを結成。１９９４年に心斎橋２丁目劇場のオーディションに合格するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

　「高橋っていうヤツは相当凄いぞ。しゃべっててもキレあるぞ」という評判が立ち、「遊びに行こうや」と高橋を飲みに誘ったという。馴れない酒を飲まされた高橋は、酔っ払った状態で、先輩から「お前から見て、オレらどうなん？」と聞かれ返答。「コバヤシさんはそのままでいいんじゃないですか？」。続いて、陣内が「オレどうなん？」と聞くと、高橋は「器が小っちゃいっすね」と答えたという。

　「…て言った瞬間、同じ光景が起きた」とコバヤシ。「髪の毛つかんでそのまま後頭部を地面に打ち付けた」と向上委員会で永野がくらったように、高橋が陣内から制裁を加えられたことを語った。

　ニューヨークの屋敷裕政は「血の気多い人たちが…ゾクゾクするわ」と興奮していた。