前代未聞!早大卒アイドルの俳句が惨劇!夏井先生ダメ出し連発→才能ナシ10点からまさかの事態「僕の書いた文字が」

 アイドルグループHey!Say!JUMPの薮宏太が18日、TBS「プレバト!」に出演。俳句に初挑戦したが、前代未聞の採点結果となった。

 薮は2013年に早大人間科学部・人間情報科学科を通信制で卒業。「俳句は作ったことないんですけど、卒論の判定がAだったんで」と自信満々。同じく早大卒業の元衆院議員の金子恵美氏から「ハードルを上げすぎて大丈夫ですか?」と心配されるほどだった。

 果たして1位と最下位が残り、名前を呼ばれていないのは薮と金子氏のみ。しかし1位は金子氏で、薮は最下位。しかも10点という、低すぎる点数での「才能ナシ」だった。

 薮が「夏の満員電車で」というお題で詠んだ句は「幼子を 守る隙間に 青田風」。「青田風」とは青々とした稲を波打たせる風のこと。薮は「通学中の小さいお子さんがいるじゃないですか。その子たちがつぶれないように、大人たちが隙間をつくってあげる。その隙間にクーラーの風が涼しいと。青田風と若い子供をかけた」と句の意図を説明した。

 しかし、特別永世名人の梅沢富美男からは「季語をちゃんと勉強しないと。青田風というのは田園に吹く風。電車の中にそんな風が吹くか?」と痛烈ダメ出しされた。

 さらに厳しい評価を下したのが俳人の夏井いつきさん。「写真を見てない人には、本当に分からない。本当に、本当に分からないですね」と首をかしげた。

 「青田風は空間が必要なのに、わざわざ隙間に吹かせることに無理がありすぎる」「子どもの成長を青田風で比喩に使いたかった。季語を比喩に使うと、鮮度ががく然と落ちる」とおかしい部分を告げて手直し。元の句にどんどん線を引いて、言葉を変えていった。

 あれよあれよと、残ったのは「子」の一文字という惨劇。「僕の書いた文字、ほとんど残っていないですね」と吹き出る汗をハンカチで拭くと、MCの浜田雅功は爆笑した。

 夏井先生は「子が潰れそう 満員の冷房車」と手直しした句を詠み上げると、「これでひとまず、あなたが言いたいことは、なんとか伝わるようにはなります」と冷たい一言。浜田が「伝わるだけです」と嬉しそうになぞると、夏井先生も深くうなずいた。

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