トニセン 永遠のアイドル宣言 27曲熱唱!イノッチ「ずっとできる限り」ファンに誓った

 拳を突き上げる20th Centuryの(左から)長野博、井ノ原快彦、坂本昌行(撮影・佐々木彰尚)
 熱唱する(中央左から)長野博、井ノ原快彦、坂本昌行
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 元V6の坂本昌行(52)、長野博(51)、井ノ原快彦(48)によるユニット「20th Century」(トニセン)が19日、神奈川県民ホールで「20th Century Live Tour 2024~地球をとびだそう!~」の最終公演を開催した。

 トニセンのエンターテインメントが詰まった120分間だった。井ノ原が「盛り上がっていますか?」とあおると会場は大熱狂。アンコールを含め全27曲を熱唱し、リーダーの坂本は「30年近く皆さんとともに時間を共有しているはずが、どんどん客席の声は若々しく聞こえてくる。すごいな」と、ファンと一体となった空間をかみしめた。

 1年5カ月ぶりで、2年連続となるツアーのファイナル。今回は3人の“ルーツ”をテーマに昨年11月に原宿に開店した「喫茶二十世紀」のセットで「回れよ地球」など生バンドで圧巻のパフォーマンス。決めポーズで顔の横にハートポーズを作るとファンから「かわいい~」の声が飛んでいた。

 かつてバックダンサーを務めていた少年隊のメドレーも歌唱。坂本は「昨今は新しいものを求めて、何か大事なものを失っているような気がする。やっぱり偉大な先輩、素晴らしい楽曲たちがいるからこそ、こうやって立たせてもらっている」としみじみ語った。

 井ノ原は「2400人ぐらいいるんですよ」と会場を見渡し、「2400人の人生なんだなと思いながら。いろんな思いで集まってくれて何か奇跡を感じた。ずっとできる限りアイドルとしてやっていきたい」と約束。長野も「ライブという場をこれからも大切にできる限りステージに立ち続けていきたい」と、改めてアイドルとして進み続けることを誓った。

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