米山隆一衆院議員 五輪辞退の宮田笙子に「反省文で十分」高校野球にも同様対応求める「過剰な清廉性を求める必要ない」

 体操女子の宮田笙子(19)=順大=が飲酒、喫煙行為が明らかになったことから、パリ五輪代表を辞退したことを19日、日本体操協会が発表した。

 元新潟県知事で立憲民主党の衆院議員、米山隆一氏はXで「え?いや流石にそれは酷いのでは?辞退撤回運動を展開したい位です」と投稿。以降、様々な質問や異論に対応し、持論を展開した。

 「罰則は厳重注意と反省文の提出で十分だと思います。法律にも、たばこ没収程度の罰則しかありません」と弁護士資格も持つ米山氏は解説。一般の学校でも喫煙で退学になるケースを指摘されると「タバコ1回で退学は行き過ぎだと思います。また、本当にそう言う学校が多いとも思えません。」とつづった。

 高校野球を例に、辞退やむなしの意見が上がると「日本代表だろうが、甲子園代表だろうが、単に一生徒だろうが、初回の喫煙・飲酒は、厳重注意と反省文で良いと思います。」と記した

 「世界が見てる祭典で法律違反をした子を許して大会に出させるって日本の恥じゃないですか」と五輪という舞台への出場に疑問を持つ声には「全然恥じゃないですね。涙流してすみませんと言ったら、許してやれる社会であるべきですよ。」と主張。「喫煙と飲酒で線引きしたらいいですよね。万引きとマリファナとは大分違うでしょう。高校球児も厳重注意と反省文で十分です。過剰な清廉性を求める必要はありません。」とした。

 宮田は6月末から7月にかけて、都内某所でのプライベートの場での喫煙行為が1度、また同時期にナショナルトレーニングセンターの選手宿舎内で飲酒行為があったという。

 日本体操協会の西村専務理事は記者会見を開き、「JOC国際総合競技大会派遣規定、日本協会の行動規範に反する事実が確認した。本人と話し合った結果、オリンピックへの出場辞退に至ったことを報告します。今後、JOCへの参加辞退への申し入れを行います」とした。

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