女優のかたせ梨乃（６７）が２０日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。１９８６年に映画「極道の妻たち」に出演したころに、結婚を意識した恋人がいたことを告白した。

　１８歳だった１９７５年、ホテル「ハトヤ」のＣＭに出演し、デビュー。グラビアアイドルの先駆けとして注目された。その後、２９歳で当たり役となった「極妻」に出演し、大ブレークした。

　当時を振り返り、「ボーイフレンドはいたんですけど」とサラリと認めた。しかし、結婚などに至らなかった。その理由を自ら説明した。

　「役って『はい、お疲れさま』っておうちに帰ったらそのまま終わりじゃないじゃないですか。あそこ、どうしよう、あそこは良かったなとか、自分で思い返したりして、誰かと出かけてても、芝居している元の世界にポッとワープしたりして、彼がいるのを忘れちゃう」

　極妻シリーズには、１９９９年まで１４年間で９作に出演。かたせは「結婚と仕事、両方に一番いい時期が重なっちゃったから、それで、なんか、結婚しなかった」と話した。