お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が、鬼越トマホークのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」に出演し、自身の生い立ちについて語った。

　品川といえば、祖母は「山野美容専門学校」創始者として知られる山野愛子さん。山野さんの次男と美容家・マダム路子さんの四男として誕生。しかし品川いわく、自身が物心つく前に、路子さんが「とある小説家さんと恋に落ち」、「週刊誌の電車の中づり広告に、山野愛子の御曹司の息子の嫁と人気小説家が、みたいのが当時ありまして」と、世間を騒がせた。その後、両親は離婚。品川は母とともに代々木上原に引っ越し、その小説家を「新しいお父さん」として紹介されたという。

　さらに数年後、中学生となった品川の前に３番目の父として、悪役俳優で人気を博した片岡五郎が現れる。片岡との初対面は強烈で、当時寮生活だった品川が実家に戻ると、片岡がリビングにパンツ一丁で座っており、その背中には撮影用の和彫りの入れ墨がびっしり。それを見た瞬間、「ついにここまで来たか」と、大きなショックを受けたという。

　一方、実の父親とはほぼ面識がなかったが、高校に合格した際に再会。入学祝いをもらったものの、品川が１カ月で中退してしまい、その申し訳なさからまた疎遠になってしまった。しかし、品川が芸人として活動することを喜び、こっそり劇場の出番などを見に来ていたという。そして、父親が息を引き取る直前、再会する機会があったが、すでに意識はなく「もうちょっと元気な時に会いに行けば良かったなあ」と、後悔したことを語った。