フジテレビ系情報番組「めざましテレビ」（月～金曜、前５・２５）でメインキャスターを務める三宅正治アナ（６１）が、９月２７日の放送をもって卒業することが２１日、分かった。後任として伊藤利尋アナ（５２）がメインキャスターを務める。

　三宅アナは大塚範一アナの後任として、１２年４月から１２年半にわたり同番組のメインキャスターを担当。生野陽子アナ、加藤綾子アナ、永島優美アナ、井上清華アナ、生田竜聖アナらとともに“フジの朝の顔”としてニュースを伝え、高いアナウンス力で番組を支えてきた功労者だ。

　三宅アナは「この度卒業を迎え、寂しさよりも背負っていた重荷をやっとおろせる…そんな安堵感でいっぱいです。番組の看板を汚すことなく次の世代に渡すことができる。ホントに良かった。新たな景色を見せてもらえたこと、本当に感謝です」と心境を吐露した。

　９月３０日から後任を務める伊藤アナは「この１２年半の番組の進化を担われた三宅さんから仕事を受け継ぐ重責を感じています。視聴者の皆さんの朝のお供となれるよう精一杯努めたく存じます」と意気込んだ。