「光る君へ」藤原定子役の高畑充希「バタって倒れた感覚で現場を後に」 大河ドラマ難役への挑戦に区切り

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜、後8・00)で、一条天皇に入内(じゅだい)した藤原定子役の女優・高畑充希(32)がこのほど、取材会に出席した。

 難役への挑戦が区切りの時を迎えた。21日放送の第28回で、定子はその生涯を閉じた。「短いながらにドラマチックな人生を歩んだ方だなと。私としては生ききった、ゴールテープを切ってバタって倒れた感覚で現場を後にしましたね」と胸を張った。

 一家の繁栄を願う父・道隆(井浦新)の思いを背負って、年下の一条天皇(塩野瑛久)に入内。「一条天皇とのシーンは総じて複雑でした。最初はかわいい弟、そこから男女の仲、そしてただ好きというのではなく、自分の保身という側面も出てくる」と振り返った。

 第21回で清少納言が書いた「枕草子」を朗読するシーンは、大きな反響を呼び、高畑も「台本を読んだ時から一番好きだった」と語る。朗読は誰が読むのか、書かれた言葉を読むのか、現代語で読むのか。制作陣も含め試行錯誤の末にできあがったといい「みんなで悩めたのが良かったかな」と笑顔を見せた。

 “退場後”は台本も送られてこなくなり「疎外感がありますね」といたずらっぽく話すが「まひろさんの今後も気になります。台本なしで見ていく方が楽しいですよね」と視聴者として大河ドラマを応援していく。

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