「海のはじまり」 「孫、楽しみ」水季パパと「私、無理」な弥生ママ 対照的過ぎる親の姿

 22日に放送されたフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」では、水季(古川琴音)の父との関係、弥生(有村架純)と母の関係という、両極端な親子の一端が描かれた。

 この日の「海のはじまり」では、水季が妊娠し、出産を決意するまでと、弥生も妊娠するも中絶せざるをえなかった過去が描かれた。

 水季は最初、周囲に迷惑をかけたくないという思いを隠し、中絶を決意していた。母の朱音(大竹しのぶ)にも「母親というだけで偉いのかよ」などと言い放ち、思わず手をあげられそうになるも、父・翔平(利重剛)が間に入り、最悪の事態は避けられる。

 その後、翔平は水季の部屋に行き優しく話を聞く。父にだけは本心を打ち明けられる水季。翔平は「読むところ、いっぱいあるよ」と、朱音が持っていた母子手帳を水季に渡す。後日、水季は自分も母子手帳をもらってきたことを翔平に告げ、母親を大事にしない自分でも母親になれるのか?と聞く。翔平は「いるんでしょ?じゃあ、もうお母さんだよ」と優しく語りかけ、「でも、正直言うとね。孫、楽しみ」「すっごく楽しみ」と笑い、水季の気持ちを軽くしてやっていた。

 一方の弥生は、妊娠するも元恋人からは中絶前提の話をされてしまい、実家の母親に電話をする。「どうしたらいいかな」と聞くも、母親は「相手にいったの?」。弥生は「言った。あんま産まないでほしいみたい」というと、母親は「じゃあ、堕ろしな」と即答。弥生が「1人で育てるって…」と言うや否や「私、無理だからね。無理だから」といい、「お金、ちゃんと出させなさいよ」と言って電話を切ってしまう。

 寄り添ってくれた水季の父とは対照的過ぎるドライな母親。ネットも「水季が暴言を吐いたときに妻を抱きしめ、水季の本心を引き出し孫の存在を笑顔で喜ぶ水季パパがだれよりも大優勝」「水季パパが優しすぎて好き」「お父さんの存在がでかすぎる」の声がある一方、「弥生ママ、あーゆー感じなんだ、、、」「弥生ママも助けてくれない感じだったのか」「水季パパと夏くん、弥生ママと彼が対照的だったな」「全然寄り添ってくれない弥生ママと優しく寄りそう水季パパの対比えぐい」などの声が上がっていた。

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