古舘伊知郎 体操・宮田選手の五輪辞退は「やむなし」も現行法に苦言「18歳から大人なんだから」

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎が22日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。体操女子でパリ五輪代表だった宮田笙子選手が、飲酒および喫煙が発覚したことで代表を辞退した件について、体操協会の判断を支持した上で、現行の法律に苦言を呈した。

 古舘は宮田選手について「まったくいけない妄想ですけど」とした上で「いいじゃないかと。大反省をしてもらおうじゃないか、大舞台で…って。夢見ちゃうね」と発言。「彼女は(パリに)行くんですよ。団体も個人も頑張るんですよ。仮に、個人で3位までに入ったら、表彰台に登んないんですよ、今回の一件があって。違反したんだから、だから表彰台に登らないで、たたずんでるんですよ。で、大反省します…と。妄想で、夢で、実況するんだよ俺が。『大反省のパリ大会となりました』って」と熱く語った。

 一方で「体操協会だって世間体っていうものがあって、規約違反ですから、そこから外れた人にはある程度、反省してくれという対応をしなければいけないと思っています」と、協会の判断には理解も。それでも「やっぱりあれだけ才能のある人だから、コーチが言っているように、性格にムラがあるとか、ちょっとワガママなところがあるとか、言えば人間だからキリないと思うけど、今回のことを大反省してもらって、いろんな大会があるはずだから、研鑽してもらいたい」とも熱弁した。

 その上で古舘は「俺は18歳、19歳の扱いについて、おかしいと思ってる」と、現行法について苦言も。「有権者になっている。立派な大人じゃないですか。少年法の改正もあったわけだよね。メディアの扱いも変わりつつある。重大犯罪で、起訴された場合につき、18歳、19歳は実名報道可能という風に変わったわけです。立派な大人というのがベースにあるからでしょ?」と主張し、「飲酒喫煙だけ、中途半端に20歳になっている。18歳から大人なんだから、個人の判断でやらないとギクシャクしてますよ」と訴えた。

 それでも「19歳の宮田さんがこういうことになって、大変な責任を背負ってチーム戦を行う体操選手として(五輪に)行くってことは、控えざるを得ない」と改めて明言。「(代表辞退は)やむなし、致し方なし、大いに反省してくださいって思う」と締めくくった。

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