タレントのフワちゃんが２２日深夜に放送されたニッポン放送「フワちゃんのオールナイトニッポン０」に出演。「フワは上海で一生分のケンカをしてきました」と、ロケで訪れた中国・上海での出来事を語った。

　上海から帰国し、番組冒頭から「もうすごかった」と振り返ったフワちゃん。「上海自体は本当に素晴らしくて、すごく親切にしてもらったし、食べ物も美味しくて、最高の場所でした」と言いつつ、「フワと似てるのよ。気性の荒さ、ずうずうしさの感じとかがフワっぽくて、列も想像していたほどじゃないけど、ちゃんと抜かされるし」と苦笑した。

　特に言語に関して苦労したといい、「例外もあるけど、絶対に中国語しか話さない、ジェスチャーもしてくれない」と語った。滞在したホテルのドライヤーが故障しており、従業員に英語で交換を依頼したが、返ってきたのは「あぁ！」という強めの返事。「言葉がわからなかったとしても、困っているお客さんに『あぁ！』はひどくない？」と、憤慨しつつ、翻訳アプリなどを使ってなんとか交換してもらったという。

　移動のタクシーでもトラブルが。乗車したタクシーが目的地の少し前で止まったため、運転手に目的地の地図を見せると、返事はまたも「あぁ！」。「なんで全員『あぁ！』って言ってくるんだよ、相づちだとしてもおかしいじゃん！」と、イライラをあらわにした。さらに料金支払いの際には、オンライン決済の処理に時間がかかり、運転手が「『早く払えよ』って感じでブチギレてきた」という。

　「とにかく語気が強いから、もしかしたらキレてないのかもしれないし」と言いながら、フワちゃんは「話聞かないし、語気も強いから、だんだんむかついてきてさ」と、我慢の限界に到達。日本語で「おめえさ、さっきから中国語でばーばーばーうるせえんだよ。払ってるって言ってんだろうが！」と、怒鳴り散らしたという。自身の行動を振り返り「なんで（自分を）止められないの。もう情けないよ」と、反省しつつ、その怒りに対し、「さらにそれを上回るテンションでキレてきた」運転手に「これが世界か」と、驚きを隠せなかった。