里見浩太朗 黄門さまの役作り 苦労した歩き方は3通り 俳優人生「まだまだ頑張ります」

 BS-TBS「あゝ人生に水戸黄門あり」に出演する里見浩太朗
 BS-TBS「あゝ人生に水戸黄門あり」に出演する里見浩太朗
 BS-TBS「あゝ人生に水戸黄門あり」に出演する里見浩太朗
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 俳優・里見浩太朗(87)がこのほど、都内でBS-TBS「放送55周年記念 あゝ人生に水戸黄門あり」(8月11日、日曜、後7・00)の取材会を行った。

 71年の第3部から17部まで佐々木助三郎役として、水戸光圀役としては02年の31部から出演。1959年公開の映画では渥美格之進役も演じた。「助さんと格さんをやった俳優は僕だけ。こんな幸せな役者はいない。役者人生で一番輝いているのは『水戸黄門』」と感謝した。

 光圀の役作りへの苦労は鮮明に覚えている。当時、65歳で大役を拝命され「里見浩太朗としての歩き方ではまだ、若いんですよ。水戸光圀の速さではなかった。歩き方は3通りもした」。過去の東野英治郎さんや佐野浅夫さんのような味を出す、水戸光圀らしい歩き方をする難しさがあったと回想した。

 番組が長きに渡り愛され続けた理由を「楽しい、悲しい、うれしい、人間が持ついろいろな感情を『水戸黄門』は全部伝えている」と分析。今後の俳優人生については「まだまだ頑張ります。引退はしません」と衰えぬ情熱を明かした。

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