吉沢悠 パリ五輪サーフィン代表の稲葉玲王へエール「金メダルでビッグスマイルを見たい」 自身もサーフィン歴30年、20年来の親交

 笑顔の稲葉玲王選手(左)と吉沢悠 
 サーフィン歴30年の吉沢
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 俳優の吉沢悠(45)が、サーフィン日本代表の稲葉玲王選手(27)にエールを送った。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で主人公のハリーを演じる“魔法使い”は、史上最年少の13歳でプロとなった“海の魔術師”と20年来の親交がある。大舞台で期待するのは、いつものビッグスマイル。髪形に関する珍提案も飛び出した。また、シンガー・ソングライターの大黒摩季(54)は東京大会で銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手(26)に注目した。

 16歳でサーフィンを始めた吉沢は、20代の頃、友人と千葉県一宮町に波乗り用の家を借りていた。近くにあったのが、サーフショップ「DEEP SURF」。玲王選手の父でプロサーファーの稲葉康宗選手がオーナーを務めている有名店だ。

 「すごくお世話になって、稲葉さんと一緒に海に入ったりしてたんですよ。まだ小さかった玲王も一緒にいて『小さいのにうまいな~』とか言っていたのが最初ですね」

 当時、小学生だった玲王少年は、めきめきと成長。仕事が忙しくなると同時に借りていた家を解約した吉沢だったが、千葉に寄る度に「DEEP SURF」には顔を出し「行ったり行かなかったりしているうちに玲王がでかくなって、スプレー(ターンの際に出る水しぶき)バンバンやるようになっていて『あれ?知ってる玲王じゃない…』みたいな感じになっていきました」と笑顔で振り返る。

 19年公開の主演映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」では一流サーファーを演じるため、千葉で合宿を行った。一宮町にも足を延ばし、玲王選手らプロ3人と一緒に海に入ったことがあるという。

 「さらに玲王がでかくなっていて『え?なんかガンダムみたいになってる!』ってすごくエネルギーを感じたんですよ。玲王を含めてプロ3人が入っている海で超すごいセッションがあって、僕も紛れて一緒に入って、波に飲まれて」とオチをつけつつ、続けた。

 「ずっと変わってないのは笑顔ですね。海に入るとお父さん譲りの覇王色というか、独特のスイッチが入る。自然の怖さをしっかり知っていて、大きな波に向き合っているので、僕の知らない世界を知ってるんだなって目をしているときがあります。海では覇王色、陸ではビッグスマイル。金メダルでビッグスマイルを見たいですね!」

 そうエールを送ると「本当はパンチパーマをやってほしいんですよ」とつぶやいた。父に憧れ、玲王選手がパンチパーマだった時期があるという。日本生まれのヘアスタイル。「海に影響するならやめてほしいですけど、イナバヘアみたいに話題になってほしいんですよね」と期待した。その玲王選手は、数日前にパンチパーマに変貌。思いも届き?吉沢の応援もさらに熱を帯びそうだ。

 ◆吉沢悠(よしざわ・ひさし)1978年8月30日生まれ。東京都出身。98年にドラマ「青の時代」で俳優デビュー。オーディションによりロングラン中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の主演を射止め、19日から新キャストとして出演している。来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では松本秀持を演じる。

 ◆稲葉玲王(いなば・れお)1997年3月24日生まれ。千葉県一宮町出身。2010年10月に日本プロサーフィン連盟(JPSA)のプロテストに当時史上最年少の13歳で合格。13年の世界ジュニア選手権では16歳以下の部で4位。19年はCTの予選シリーズ(QS)の年間ランキングで、一時5位に入るなど奮闘した。22年のアジアオープンで優勝。172センチ、70キロ。

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