庄司浩平「流れは来ている」バスケ五輪男女代表に熱血エール 学生時代“バスケが全て”だった猛者

 テレビ朝日系ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜、深夜0・15)に出演中の俳優・庄司浩平(24)がバスケットボール男女日本代表に熱いエールを送った。「バスケが全てだった」というほど学生時代に打ち込み、米プロバスケットボールNBAを現在まで約15年間見続けてBリーグのゲスト解説も務めるほど。実力人気ともに急上昇している男女日本代表に「流れは来ている」とメダル獲得への期待と、独自の見どころを語った。

 日本のバスケ熱は高まっている。特に昨年はW杯でアジア最上位となり、48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだ男子日本代表。庄司は「BリーグやNBAの推しチームがいるっていう人たちが周りに増えた。それはすごくうれしい」と長年のファンだからこそ変化をより実感している。

 注目選手に富樫勇樹選手(30)と比江島慎選手(33)を挙げた。庄司の好きな言葉で「違いを生む」というキーワードがある。「小柄なプレーヤーが大柄なプレーヤーと対峙(たいじ)した時に勝てないわけじゃない。スピードのミスマッチとも言える。大きい選手に対してスピードで抜け出すことはできる」。まさに富樫選手は167センチと日本代表で最小ながら「個」の能力は世界に通用することを証明しており、「違いを生み続けられる選手」と期待を膨らませた。

 男子は1次リーグでフランス、ドイツ、ブラジルと同組。フランスはNBA最優秀守備選手賞を4度獲得した216センチのルディ・ゴベアらがそろう強敵。庄司は「規格外の人たちにどう戦っていくかというところが楽しみ」と語り、「やっぱりそこに勝つところを見たい」と熱望した。

 女子代表は21年の東京五輪の銀に続く2大会連続メダルを狙う。「日本バスケは女子はずっと強い。スリーポイント、ディフェンス、速攻を遂行する力が高い」と徹底された戦術が魅力で再びのトップ3入りの可能性は高い。

 小学3年から始めた庄司にとってバスケは「生きる活力」といい、「(対戦して)こいつには絶対に勝てないみたいなやつがいた。でも勝てないなら他の部分でどう戦うかみたいな考え方ができるようになった。打ちのめされる経験をさんざんしたのは今にもつながっている」と俳優となってからもバスケで得た考え方が根底に残っている。

 だからこそ大舞台での日本代表の活躍からは目が離せない。「流れは来ている。ずっと積み重ねてきたものが、ようやく形になって国内リーグも盛り上がって2024年という一点に今、来ている。この流れに乗るのをすごく楽しみにしているし乗れると信じている」と熱くエールを送った。

 ◇庄司浩平(しょうじ・こうへい)1999年10月28日生まれ。東京都出身。20年5月からテレビ朝日系「魔進戦隊キラメイジャー」(キラメイシルバー/クリスタリア宝路役)でデビュー。「NHK俳句」、テレビ朝日系「君とゆきて咲く」に斎藤一役でレギュラー出演中。特技はバスケットボール、趣味は読書・昭和歌謡を聴くこと。NBAではマイアミ・ヒートのファンでシーズン全試合を視聴する。身長188センチ。血液型A。

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