お笑いコンビ、わらふぢなるおが２６日放送のフジテレビ「ネタパレ」に出演。ネタを覚えられず、ボロボロになる大やらかしを犯し、先輩芸人の陣内智則から公開説教される前代未聞の事態が起きた。

　口笛なるおとふぢわらの２人は、キングオブコントで３度決勝に進出し、２０１８年には準優勝した実力者。この日は「やったことないネタに挑戦！チャレンジパレード！」という企画で、リズムネタにチャレンジ。米ロックバンド、ＫＩＳＳのメイクでヘビメタ風の歌をうたった。

　２人はテレビモニターに映し出された歌詞を一緒にうたうはずだったが、２フレーズめから、なるおが間違えた挙げ句、「ラララ～」とごまかした。相方のふぢわらはなるおの顔を横目に見て呆然。見ている南原清隆らも様子がおかしいことに気付き「えっ？」と不審がった。

　なるおはその後も歌詞を間違えまくり、モニターをカンニングする始末。陣内智則は「どっち？マジなの？」と、そういうネタなのか、本当に間違えているのか、いぶかしんだ。

　きちんとした笑いが起きないままにネタは終了し、カーテンの向こうに消えた２人。その後の感想を聞かれるコーナーでは、なるおが真っ先に「まずは、ごめんなさい」と謝罪した。陣内智則から「覚えてこい！ネタを」としっかりダメ出し。なるおは「一生懸命覚えてきたんです。３日連続、１人でカラオケに行ったんです。でも、みんなが見てるから本番！」と緊張してしまったことを訴えた。

　陣内は「芸ってそういうもんだから」とバッサリ。バカリズムは「ネタ番組で、こんなにちゃんと失敗するの見るの、初めて」と驚いた。