日テレ 24時間ランナー・やす子に期待「チャリティーへの強い思い」で抜擢 番組存続は「継続に大きな意義」

 日本テレビの定例社長会見が29日、都内の同局本社で行われ、石澤顕社長は、8月31日、9月1日に放送するチャリティー番組「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?」について言及した。

 同番組においては、昨年11月に系列の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の元局長による約1118万円の寄付金着服問題が発覚。番組の継続を巡って賛否の声がある中で、今月16日に放送決定を発表した。

 石澤社長は同問題について「番組に携わってくださった皆さま、スポンサー、視聴者の皆さまに心より、おわび申し上げます」と陳謝。再発防止に向けた対策の徹底を強調した上で、番組継続については「メディアで行う社会貢献という意味で継続していくことに大きな意義があると考えています」と話した。同局では16日に行った番組制作会見でも再発防止策として、キャッシュレス募金の導入や、寄付金の管理を基本的に外部業者へ委託するなどとする具体的な実施策を挙げていた。

 また、チャリティーマラソンのランナーを務める元自衛官のお笑い芸人・やす子(25)について、編成担当の福田博之副社長は「ご自身もチャリティーに強い思いをお持ちになっていて。強い意志でチャリティーを呼びかけてくださることを期待しています」などと話した。

 やす子は同番組の制作発表会見で、高校3年生まで児童養護施設に入居していたと明かし「多くの人に施設のことを気にかけてもらいたい」とランナーを務めることへの意気込みを語っていた。今回から「マラソン児童養護施設募金」として新設され、「マラソン-」に関する寄付金は全額が全国600カ所以上の児童養護施設のために使われる。

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