カリスマ麻雀ライター&プロ雀士・馬場裕一さん急死 65歳 「バビィ」の愛称でお茶の間でも人気
麻雀ライターでプロ雀士の馬場裕一さんが28日に死去していたことが30日、分かった。65歳だった。馬場さんが所属する「株式会社バビロン」の代表取締役・黒木真生氏が自身のX(旧ツイッター)で明かした。
黒木氏はこの日、Xで【訃報】と題し、「7月28日の朝 以前より闘病中だった馬場裕一さんが永眠されました 株式会社バビロンの代表として、ご家族に代わってお知らせいたします」と公表。続けて「葬儀は近親者のみでとり行いました 皆さま、馬場さんへの温かい応援のお言葉をいただき、ありがとうございました」と明らかにした。馬場さんは2021年からがんの闘病中で、22年には2度の手術を受けたことを自身のXで明かしていた。
馬場さんは立教大学在学中に日本プロ麻雀協会のプロとなり、その後同大学を中退。雑誌「近代麻雀」などでライター、劇画原作者として活躍し、1999年に麻雀ライター集団「バビロン」の事務所として有限会社バビロンを設立した。
「バビィ」の愛称で麻雀ファンに親しまれ、人気番組「THEわれめDEポン」の解説者としてお茶の間でもおなじみの存在に。映画「咲-Saki-」や「麻雀放浪記2020」、アニメ、ドラマ「アカギ」などで闘牌指導も行っていた。
訃報を受け、俳優でプロ雀士の萩原聖人はインスタグラムで「僕の麻雀を最初に取り上げて記事にして下さったのは馬場さんでした。馬場さんなくして、今の僕の麻雀人生は無かったです。感謝しかありません。ご冥福をお祈りします」と追悼した。