堀米雄斗は「スケボーに愛されてます」スケボー解説もう一人いた名言連発「日本 未来しかない」「グサッと来た」
「パリ五輪・スケートボード男子ストリート・決勝」(29日、コンコルド広場)
東京五輪で優勝した堀米雄斗が合計281・14で五輪連覇を達成した。最終試技となるトリック5回目の前までは7位だったが、土壇場で97・08のベストスコアをマークし、大逆転で頂点に立った。
スケボーの中継といえば、プロスケーターの瀬尻稜氏が前回大会に続き解説を担当。「やばっ!」「ハンパねえ」などを連発するフリースタイルが今回も注目を集めている。
しかしXではNHKのスタジオで解説を務めるプロスケーター、寺井裕次郎氏に言及する声も挙がった。堀米が決勝進出を決めたあとには「持ってますよね。愛されてます!愛されてます!スケートボードに」とキラーワードで絶賛。「もちろんスキルも世界最高峰なんですけど、あの場面であの緊張する場面で、一発で決めて、ベストトリックも決めて。持ってます」と続けた。
一方で、予選落ちが決まった14歳の小野寺吟雲が抱負を聞かれ「もっとうまくなりたい」と答えた際には「当たり前のようにうまくなる。グサッと来ました」と興奮。「日本のスケートボード界、未来しかないです。この先、どんどん盛り上がっていくと思うんで、注目してほしいです」と呼びかけた。
寺井氏は、神奈川県相模原市でスケートショップ「ACT SB STORE」を経営するとともに、プロとして後進の指導にもあたっている。女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋も寺井氏から指導を受け、「ACT-」に所属している。