「三人娘」園まりさん訃報に中尾ミエ「運命だった」伊東ゆかり「寂しい、淋しい」 盟友との別れしのぶ

 ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」などで知られた歌手の園まり(その・まり、本名薗部毬子=そのべ・まりこ)さんが7月26日午前5時43分、急性心不全のため都内の病院で死去したことが1日、分かった。80歳。横浜市出身。葬儀・告別式は7月30、31日に都内の斎場において、本人の意向により近親者で行った。中尾ミエ、伊東ゆかりと「三人娘」として国民的人気を誇り、ソロを含めてNHK紅白歌合戦に6度出場した。中尾と伊東はそれぞれコメントを発表。盟友との別れをしのんだ

 園さんの訃報に際し、「三人娘」として活動をともにした中尾と伊東が日本歌手協会を通じて追悼のコメントを寄せた。

 中尾は「思い返せば長い付き合いでした」と回想。ユニットは「嫌々組んだ」と明かしつつ「結局これが運命だったのね。人生“終わりよければ全て良し”というけれど、まさにあなたの最期は見事でした」と沈痛。「今となっては楽しい思い出をありがとう。落ち着いたらもう少しの間、ゆかりと私を見守ってください」などと感謝を伝え「私も最後は彼女のように悔いの無い穏やかな最後を迎えたいと思いました」と思いを表した。

 伊東は「凄く寂しい、淋しい」と心境を吐露。生前、園さんから「お見舞いに行った時、(死去した際の)コメント考えてねって」言われたとし「考えられる訳ないじゃない。60年以上のお付き合いで、沢山の思い出がありすぎです」と悲嘆に暮れ、「歌手仲間と言うより、心の友、親友です」と別れを惜しんだ。

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