大粒涙流した平野美宇 生観戦の母、今は会えずも「心でギューってしてあげたい」8強敗退 妹も卓球選手

 MBSの報道・情報番組「よんチャンTV」が2日、放送され、1日に行われたパリ五輪・女子シングルス準々決勝で敗退し、大粒の涙を流した平野美宇の母、平野真理子さん、次女・世和さん、三女・亜子の試合直後の声が流れた。

 初めての個人戦出場となった今大会。美宇は準々決勝で申裕斌(韓国)に敗れ、4強入りは果たせなかった。浴衣姿で五輪の周辺取材をする前田春香アナウンサーが、卓球会場で試合後の観客の声を取材していたところ、たまたま出会ったのが平野美宇ファミリーだった。

 死闘の末、3-4で敗れ、大粒の涙を流した娘に、真理子さんは「あと1歩だったので、すごく残念だし、本当悔しい!って気持ちはあるんですけど、それ以上に一球一球、本当に魂がこもったプレーを見せてくれたし、よく頑張ったね、自分の力を出し切ったね、とまずはたたえて上げたい」とねぎらった。

 そして「お疲れ様、ナイスゲームだったよ、この悔しさを団体戦にぶつけようね(と声をかけてあげたい)」と話し、「実際には(今)会えないけど、心でギューってしてあげたいです」とほほ笑んだ。魂の粘りを見せたゲーム。母は「卓球史には残らない、ただの1試合にはすぎないとは思うんですけど、この試合を会場で見て下さった方、私たち家族にとっては、一生忘れられない、心に刻まれた試合になりました。感動をありがとう、と娘に言いたい」と話した。

 真理子さんら家族は、美宇の応援のため、家族でパリ入りすることをテレビ番組で明かしていた。3歳の時に発達障がいと診断された亜子さんは姉と同じく卓球選手に。大学では卓球部に所属している。

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