自民党衆院議員 パリ五輪出場選手への誹謗中傷は「全員逮捕すべき」と主張 「法律も変えていきたい」「許せません」と力説

 自民党の牧原秀樹衆院議員がXを更新 ※写真はイメージです(2ragon/stock.adobe
 自民党・牧原秀樹衆院議員のX@hmakiharaより
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 自民党の牧原秀樹衆院議員が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「今回のオリンピックで選手に誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います」などと私見を述べた。

 牧原氏はXで「今回のオリンピックで選手に誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います」と主張。「発信者は容易に特定できるのでひとり残らず処罰すべきだと思いますし、また万が一それに何らかの支障が出る場合には、そうできるように法律も変えていきたいと思います。許せません」とつづった。

 さらに連続して「誹謗中傷は犯罪です」と指摘。「『侮辱罪』事実を摘示することなく、公然と他人を侮辱した場合に成立する犯罪です(刑法231条)」「『名誉毀損罪』事実を摘示して、公然と他人の社会的評価を低下させた場合に成立する犯罪です(刑法230条)」とそれぞれに詳細を説明した。

 パリ五輪をめぐっては、審判の判定や個々の選手に対するSNSなどでの誹謗中傷投稿が多く見られ、日本オリンピック委員会は1日にSNS投稿に関する声明を発表。「誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際してはマナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます」と訴え、行き過ぎた投稿などについては法的措置も示唆していた。

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