フジテレビの五輪ＳＰキャスターを務める元卓球日本代表の石川佳純さんが４日、「すぽると！」に出演。卓球・早田ひなの３日の３位決定戦を見守る姿や、試合後のインタビューの様子が流れた。

　早田は１日の試合で左腕を痛め、３日の３位決定戦の５分前に痛み止めの注射を打っていたことが、試合後に判明した。石川さんは「早田選手はパワーヒッターなんですが、試合を見ていて、いつもの強打が少ないな、と。その後、手を気にしているしぐさがみえたので、やはり手は痛いんだな、と思ったんですが」と異変に気付いていたが、「早田選手が言うまでは私は聞かない」と自ら質問しなかったことを明かした。

　早田への試合後のインタビューを終えると、「お疲れ様でした。本当おめでとうございます」と声をかけた後、「よく頑張ったねー」と早田と握手し、優しく抱きしめ、背中をポンポンした。早田も「ありがとうございます」と笑顔で瞳を潤ませた。ともに戦ってきた仲間へのインタビュー。これみよがしに最初に握手や抱擁をするのではなく、控えめに最後に心からの抱擁をする姿に、視聴者からは「石川佳純さん、選手の時も素敵でしたが取材する石川さんも素敵です」「誰よりも辛さを理解出来るインタビュアーの石川佳純が最後に『よく頑張ったね』と抱擁してる場面に貰い泣き」「石川佳純と早田ひなのハグにはグッとくる」「よくがんばったね～！　って、すごくいい言葉だよね！すごくジンときた」などと、感動の声があがっている。