片岡孝太郎、坂東彦三郎、坂東亀蔵「夏祭浪花鑑」でそれぞれ初役 彦三郎「すごくワクワク」
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歌舞伎俳優の片岡孝太郎(56)、坂東彦三郎(48)、坂東亀蔵(45)が5日、都内で「9月歌舞伎公演『歌舞伎名作入門』」(9月1~25日・新国立劇場)の取材会に登場した。
本格的な歌舞伎の名作を、案内付きで鑑賞できる公演はシリーズ4回目で、今回は人気作の「夏祭浪花鑑」を上演。取材会に登場した3人は主要な役をそれぞれ初役として演じる。物語の中心となる俠客(きょうかく)・団七九郎兵衛を演じる彦三郎は「予想もしないところから飛び込んできたお話」とオファーに驚きつつ「演じたことがないのですごくワクワクしています」と話した。
一寸徳兵衛を演じる亀蔵は「今回は、男女蔵さんに教えてくださいとお願いしました。聞いたことをしっかり勉強して出したい」と意気込み。孝太郎は、男勝りの徳兵衛女房・お辰を演じる。