古舘伊知郎アナ「僕はただの凡人」 著書「伝えるための準備学」刊行記念発表会

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)がこのほど、都内で、著書「伝えるための準備学」(7月22日発売、ひろのぶと株式会社)刊行記念発表会に出席した。

 同書では、「音速の貴公子 アイルトン・セナ」、「一人民族大移動 アンドレ・ザ・ジャイアント」など、プロレスやF1で数々の名実況を残してきた古舘の知られざる準備の裏側を、特別公開となる当時の手書きの資料を交えながら解説。古舘は「自白本、あるいは告白本ですね」と紹介した上で、「裏舞台は見せない方がかっこいいと思っていたけど、70歳前にして遅まきながら隠してかっこつける方が一番かっこ悪いと思ってきて。ここで一気に告白させてもらいました」と刊行に至った理由を明かした。

 そのトークスキルから“天才”と称されることもあるが、「僕はただの凡人。22歳で局のアナウンサーになった時、アントニオ猪木を見てしまったんで。3しかない実力の相手を8まで引き上げて、9で倒したり。どんな天才でも準備はするんだけど、真の天才を見てきてしまったので、自分が凡人だというのがものすごく分かる」と説明。また、現代の天才にはダウンタウン・松本人志(60)の名前を挙げ「準備をしてるんだろうけど、準備の自覚のない人を僕は天才と呼びます。僕みたいにしっかり勉強して、しっかり準備を重ねて本番に臨むような計算ずくのやつが天才じゃないとすれば、やっぱり松本人志は天才じゃないですかね」と明かしていた。

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