６日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子（伊藤沙莉）が美佐江（片岡凜）の説得を試みるも失敗。その場に図書館から立ち寄った優未（竹澤咲子）がやってくるも、寅子は思わず優未の腕を引っ張り、美佐江に近づけないように抱きしめてしまう。そのときのなんとも言えない美佐江の表情に、ネットでは「美佐江のお母さんは？」の声が上がった。

　この日の「虎に翼」では、美佐江が寅子を訪ねて三條支部にやってくる。寅子は美佐江が女子高生の売春事件に絡んでいるのではと考え、「本当の事を話してほしい」などと言うも、美佐江は「佐田先生は心から納得した答えが出せます？」「どうして自分の体を好きに使っちゃいけないの？どうして人を殺しちゃいけないのか」などと言い出す。

　寅子は「答えが欲しくてやってるってこと？」と聞くと、美佐江は「やっている？何をですか？」と言い「心から納得できれば、きっとすっきりするんでしょうね」などとつぶやく。これに寅子は「一緒に考えてみない？」と今後も話し合いをしていこうと提案するも、そこへ図書館に行っていた優未がやってくる。

　「もしかして一緒に帰れるかなって」と言う優未を驚いた表情で見つめる美佐江。寅子はとっさに優未の腕をつかみ、自分に引き寄せ、美佐江に近づけないような行動をとってしまう。

　これに絶望したような表情をみせる美佐江。そして翌日、美佐江の父が三條支部に乗り込み、娘を犯罪者扱いしたなどと怒り狂う。

　母親としての本能が出てしまった寅子に対し、母親の影がここまで一切見えない美佐江。父親は美佐江を溺愛しているのは確かで、ネットでは、美佐江の母はどうしているか？と疑問視する声も。「マジで美佐江さんと母親の関係はどうなんだろ？」「美佐江さんのお母さんはどうなってるんだろ。もしや亡くなってるのかな……」「彼女、母親との間になにか悲しいことでもあるのかな…」などの声が上がっていた。