石川佳純さん 生中継で涙「全てをかけて選手は…」 取材では懸命に涙こらえる姿「ごめんなさい、大丈夫でした?」

 フジテレビのパリ五輪中継SPキャスターを務める元卓球日本代表の石川佳純さんが9日未明、現地からの生中継中にこらえきれず、涙した。

 石川さんはバレーなどさまざまな競技を事前取材。五輪本番にのぞんだ。この日の番組では、石川さんが取材される側から取材する側に回った今大会について「1日1日ドラマがあって、感情がついていかない」と口にし、「(選手は)この日のためだけに頑張ってるわけじゃない。この日のために人生のほとんどをかけてやっている。その舞台を毎日見ることができて、すごくうれしいです」と話した。

 石川さんの取材の様子をまとめたVTRの中では、開会式で日本選手団の旗手も務めたフェンシング女子サーブル個人・江村美咲が3回戦で敗れた試合後の取材、団体戦で銅メダルを獲得後の取材の姿も流れた。石川さんは拍手で選手を出迎え、「えー…」と話し始めると、涙で言葉にならない様子で、「サーブル種目初のメダルです」と続けた。取材を終え、拍手で4人を送り出した後、スタッフに「良かったねーー。あー危ない危ない、質問しようと思ったら言葉が…」と涙をこらえている様子。「もうごめんなさい、大丈夫でした?」と気遣った。

 VTRが終わり、キャスターとして参加した五輪を振り返り「試合直後のインタビューゾーンで選手に話を聞いて、うれしい時、悔しい時、本当にいろいろあったんですけど。本当に選手が一生懸命答えてくれる。私自身、その思いをがんばって伝えようと、過ごしました。また、このオリンピックのために、全てをかけて、たくさんの選手が迎えてるんですね。その中で本当に…」と話すと涙ぐみ、天を見上げてこらえ、「あのー、ありがとう、っていうのを伝えたいですね」と笑顔を浮かべ、語った。

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