俳優の眞栄田郷敦（２４）が９日、都内で主演映画「ブルーピリオド」の初日舞台あいさつに、共演の石田ひかり（５２）らと登場した。

　受験生の子と親の葛藤を描いた作品で、眞栄田は東京芸大の受験を決意する高校生・八虎役。この日は母親役の石田と父親役のお笑いコンビ・ずんのやす（５４）のサプライズ登場に「ちょっと泣きそうです。お母さんとお父さんとのシーンが僕の中で大きなシーンだったので、すごくうれしい」と喜びをかみしめた。

　石田は「郷敦君の真っすぐな目で必死に訴えかけてきたお芝居は、本当に素晴らしくて、この顔を見られているのは私だけなんだなと」としみじみ。自身の家庭とも重ね合わせ「大学生の娘が２人いるんですけど、彼女たちが受験生だったときにこんな気持ちで立ち向かっていたのかなと」と感激の表情で話した。