月亭八方が明かす 元祖破天荒芸人・横山やすしさんの仰天エピソード「愛人全員を奥さんの名前で」

 落語家の月亭八方が13日、大阪市内で「八方の楽屋ばなし」(31日・神戸新開地・喜楽館など1府4県で開催)の取材会に、月亭八光、アキナの秋山賢太、山名文和とともに出席した。

 かつてのバブル時代を中心に、「先輩方に面白おかしく残していただいた」芸人のエピソードを八方が紹介していく。昨年に続くツアー開催に「聞きますかね?こんな話、世間の人は?」と、自虐で笑わせた。オンライン配信などはなく、八光は「去年はコンプライアンスなしでやらせてもらいました。今年も、たぶん、今の時代では話せない話も出てくると思います」と、アピールした。

 公演では破天荒な昭和芸人のエピソードが満載の予定で、八方は早速、故横山やすしさんのエピソードを披露。「神戸のスナックが地下にあってね。あの人、『歩くの嫌や』言うて、階段(の下)までガタンガタン、って車で行ったんですよ。そこで止めて、『おーい、車なおしとけ』ってね。嘘みたいな話やけど、それが横山やすしなんですよ」と、まさかの昔話を懐かしげに振り返った。

 またやすしさんが愛人を自身の妻の名前で呼んでいた、という仰天エピソードも。「愛人が『よしこ』としますやんか。ところが奥さんは『けいこ』ですよ。すると愛人に全員に『お前、けいこ、な』と。それを相手がわかりました、と言うのがすごい。時代やね」と、しみじみと語った。

 さらに舞台上では「アカン話」が出る可能性も示唆。共演者を含めて炎上の可能性もゼロではないが、アキナの秋山は「止めている演技だけしようと思います」と笑い、山名も「話を聞きたいので」と、炎上上等の覚悟を示した。

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