麻木久仁子、60代の美貌の秘密「温活薬膳レシピ」本出版 大病患い食と健康を見直す
タレント・麻木久仁子(61)がこのほど、都内で取材に応じ、著書「パパッと元気 おいしい!かんたん!!温活薬膳レシピ」(毎日新聞出版)に込めた思いを語った。
50歳を前にして脳梗塞、さらに乳がんを患い、食と健康を見直すことにしたという。「薬膳料理って難しいイメージがありますよね?でも、全然そんなことなくて。この本でハードルを下げていただけたら」と話す。
数あるレシピから夏バテ対策にピッタリな料理として、骨つきの豚肉を煮込む「バクテー風」をオススメしてくれた。
「白米もいいけど、そうめんに合わせていただいても。調理も簡単。骨からコラーゲンが出て、疲労回復には最適」
同書では食材の効果やポイントを徹底解説。食への知識を自然と深めることができる。「難しい食材を取り寄せて手間をかけて、ではなく。『こんな時はこんなものを食べる』っていう古来の経験則なんですよね」。
基本的に「食」とは楽しく向き合ってほしいと話す。
「食材や効果からもメニューを逆引きできるので『メンタルが疲れてる時はどんな料理がいいのかな』とか、献立を決めるときにパラパラと探していただいたり。目的意識がハッキリすると食事はもっと楽しくなるはず。食材が冷蔵庫になかったら、この効果がある材料で代用してみようかなとかアレンジにもどんどん挑戦してほしい」
麻木流・薬膳料理の極意は「おいしく、楽しく、無理なく、健康的に」。60代とは思えぬ肌の艶に説得力も高まる。「真面目に堅苦しくではなく、薬膳料理ってどんな感じなのかな?って気軽に読んでもらえたら、うれしいです」と笑顔を見せていた。