乳がん公表の梅宮アンナ、抗がん剤治療直後に生出演 娘は「泣いて泣いて、とにかく泣いて」

 ステージ3の乳がんであることを公表したタレントの梅宮アンナ(51)が14日、TBS系「Nスタ」に生出演。この日の午前中に抗がん剤治療を受けてきたといい、がんを告げた際の長女の反応を明かした。

 梅宮の右手首には包帯が巻かれており「今日午前中、痛々しいんですけど点滴でやるんで、それを終えて元気なんですけど、こっから1週間不安定になる。熱が出たり」「体から抗がん剤が出たら楽になっていくという…」と現状を説明。抗がん剤を打った直後の今は体調は安定しているが、これから変化があるとした。

 井上貴博アナから「大丈夫」という言葉がプレッシャーになるという言葉が印象に残ったと言われ「皆さんが大丈夫、医学進歩してるから治るよって言って下さるが、大丈夫、頑張って…がプレッシャーになる」「思い出すと自分も言っていて、その人のために言っていたのではなく、こっち側が言いたいだけだと病気になって初めて分かった事だったんで、私は違う言葉を言ってあげようと勉強になる」とも語った。

 がんを告知されたときは母も一緒だったというが、米国留学中の娘にはどう伝えたのか?と聞かれ、アンナは「娘には、あれ?と思った時点で連絡して。(左右の乳房の)サイズが違うと。それこそ写真とって送信しました」と振り返った。

 娘からの反応は「もちろん心配しました。早く病院に行ってと。結果は?結果は?って。すぐに結果はでないが、その時間が長くて、長くて。本人は眠れなくなっていて、アメリカにいたので『日本に帰る』と。私は『ちょっと待って』といって。結果を教えたら泣いて泣いて、とにかく泣いて。『お願いだから死なないで。死ぬのは早すぎる』って」と号泣していたと明かした。

 今後の治療については、検査の結果、転移もなく体や心臓なども強かったことから、通常3週間に1回の抗がん剤を「2週間に1回でやろうと。うまくいけば4カ月で抗がん剤が終わる計算になる」と説明していた。

 母にも娘にも「もしちゃんと生還できたら奇跡だよって。でも、そうじゃない場合もあると言い聞かせている」とも話し、見守るファンには「アンナちゃんががんなんだから、私も頑張れるという風に見てほしい」と呼びかけていた。

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