「新宿野戦病院」でまたも「虎に翼」からの転生俳優登場 これで8人目

 14日に放送されたフジテレビ系ドラマ「新宿野戦病院」では、また1人、NHK連続テレビ小説「虎に翼」からの転生俳優が登場した。

 この日は堀井(塚地武雅)の母(藤田弓子)が自転車で子どもを跳ねてしまい、自分も自転車から落車し、大けがをしてしまう。連絡を受けた堀井は母と、ケガをした子どもをまごころに搬送。ヨウコ(小池栄子)らが治療にあたる。

 堀井の母の治療中、一堀井はヨウコらに、自分の生い立ちを語り始める。男性として産まれた堀井だが、違和感を覚え、看護学校入学前に両親に告白。昔気質の父親は堀井の告白に激怒するも、母親は堀井のために泣いてくれたという。

 父は15年前に亡くなったといい、その後、母は認知症に。堀井のことも父と間違えるようになり、堀井は「あと何年一緒に居られるか分からないから」と、認知症の母のために、母が大好きだった父を演じるようになったという。

 この堀井の父を演じたのが野添義弘。野添は、NHK「虎に翼」では、寅子らが家庭裁判所を立ち上げる際に少年部と対立する家事部の職員・浦野を演じていた。

 「新宿野戦病院」は、「虎に翼」に出演していた俳優が多数でていることで話題となり、塚地の他、仲野太賀、岡部たかし、平岩紙、余貴美子、趙珉和、ユン・ソンモと7人が出演。野添も加わり8人目となった。

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