立川談志門下の落語家 特攻資料館訪問希望の早田ひなに否定的意見「好きな事を好きな様に出来るのが当たり前」

 落語家の立川雲水が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪卓球女子個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した早田ひな選手が帰国後の会見で「鹿児島の特攻資料館に行ってみたい」とした発言について否定的な見方を示した。

 早田は13日に帰国後、都内で会見を行い、一番やりたいことを問われた際に、「アンパンマンミュージアムにポーチを作りに行きたい」としたのに続き、「鹿児島の特攻資料館に行って今生きてること、自分が卓球をこうして当たり前にできていることが当たり前じゃないっていうことを感じたいなと思っていきたいです」と発言。知覧特攻平和会館への訪問を熱望し、話題となった。

 雲水はXで、この発言を報じたニュースを引用し、「卓球であれ何であれ、自分の好きな事を好きな様に出来るのが当たり前の世の中であって、自分の命もろとも他人の命まで奪いに行く行為を命令したり実行したりするのが当たり前であったりする世の中は異常なんだという事を学んで来てくれる事を祈ります」と投稿。早田の「自分が卓球をこうして当たり前にできていることが当たり前じゃないっていうことを感じたい」という考え方に否定的な意見をつづった。

 雲水は1988年に故・7代目立川談志さんに入門し、前座名「立川志雲」を名乗った。2009年12月に真打に昇進し「雲水」と改名。7月には東京都知事選で次点となった前安芸高田市長・石丸伸二氏を「麻原彰晃」になぞらえる投稿を行って批判が殺到し、兄弟子の立川志らくが謝罪する騒動に。また同月、パリ五輪の柔道での“誤審騒動”に乗る形で政治的主張を行い、賛否両論の声が上がっていた。

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