フジテレビの新人・上垣皓太朗アナウンサーが１６日、同局系「めざましテレビ」で、非常に強い台風７号が接近している千葉県御宿町から台風情報をリポート。新人とは思えない、落ち着いて堂々とした中継ぶりにネット上では驚きと称賛の声が上がった。

　上垣アナは午前５時５０分過ぎ、台風が近づいている御宿町からの中継に、同局のロゴが入ったヘルメットとジャンパーという姿で登場。初の台風中継ながら、慌てた様子もなく「夜が明けて、海の様子が見えるようになってきました。高い波が繰り返し押し寄せています。波の高さは数メートルはありそうです。今はどうでしょうか、白い波の部分、波頭の部分が白く一面に海を覆うときもあります」などと、ゆっくりと落ち着いた口調で伝えた。

　そして視聴者に「風がいつ強くなるのか、雨がいつ強く降るのか、分からない状況です。どうぞ警戒を続けてください」と呼びかけ、約１分半のリポートを終了。途中、かむことも言いよどむこともなく、ベテランの雰囲気すら漂わせる安定感だった。

　さらに６時台、７時台に２回、続く「めざまし８」でも８時台、９時台と同所からの複数回リポートを行い、いずれも滞りなく終了。視聴者からは「これは落ち着いていて聞きやすいぞ！」「熟練新人アナウンサー　驚きの安定感」「新人さんなんですか？！貫禄がありますね　落ち着いた声と聞き取りやすい声で安心感があります」「人生２周目？」「新人なのに、台風中継のベテラン感が凄い！さすがの落ち着きっぷりだね」などの声が多く上がった。

　上垣アナは今年４月に同局に入社した新人アナウンサーで、同月に放送された「ＦＮＳ明石家さんまの推しアナＧＰ」で、明石家さんまから「ベテラン！入社１５年目！」と老け顔をイジられまくり、注目を集めた。