女優の藤原紀香が１６日、都内で行われた主演舞台「カルメン故郷に帰る」（１７～２５日まで東京・新橋演舞場）の取材会に共演の横山由依らと出席した。

　戦後が舞台の作品で、ストリッパーとして働く主人公のリリィ・カルメンを演じる藤原は役衣装の真っ赤なドレスで登場した。

　今作が舞台初共演の横山は「お稽古場での振る舞いが本当にすごい」と藤原を絶賛。「稽古着が私はＴシャツにパンツだけど、紀香さんは赤いワンピースをお召しになってて。チョウチョウが飛んでいる髪飾りもご自身で注文されて身に付ていた」と、本番に近い衣装を用意し役に向き合っていたと暴露した。

　藤原は「その方が自分的にも気分も違うし、役に合わせていろいろ持って来ます」と説明。「リリィは帽子とか羽根とかお飾りとかを付けてるイメージだったので由依ちゃんが言ったようにチョウチョウが飛んでるような、これ絶対使わないよねっていう、テンション上がるものをネットで買って付けたりしました」と笑顔で明かした。

　一方の横山も「私も持っていたワンピースを（稽古で）着てきたことがあった」と告白。だが「真っ黒で、ちょっと違うかなと思って翌日から戻しました」と苦笑いで明かしていた。