柄本佑 ヒロイン吉高由里子を絶賛「めっちゃ式部ですよ。超紫式部」NHK大河「光る君へ」最終章突入

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜、後8・00)で藤原道長役の俳優・柄本佑(37)が、このほど取材会に出席した。

 権力者の家に生まれ育った道長を、これまでにない描き方で演じている。「ヒールな道長というよりは、のんびり屋さん。かなり人間味あふれる人物像として道長さんをやろうというところからスタートした」と振り返った。

 脚本を務める大石静氏はセリフにト書きが多いことでも知られ「人間味」が求められるという。「好きに表現して、というよりは『かっこ何々という気持ち』と方向を示してくれる。だから僕らも挑戦のしがいがある。このト書きはどないせいっていうものもあるけど、それは大石さんからの挑戦状だと思ってやっています」と明かした。

 物語は最終章を迎える。18日放送の第31回では主演の吉高由里子演じるまひろ(紫式部)の源氏物語執筆が始まった。柄本は吉高との共演について、改めて「2人の長いシーンは引っ張ってもらっている」と感謝。その上で「撮影が始まって1年ちょっと経過して、いよいよ源氏物語を書かれるわけですけど(吉高が)めっちゃ式部ですよ。超紫式部。シルエットから何から」と絶賛し、「どんどん奥が深くなっていっている気がします」と今後の展開に期待を膨らませた。

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