「虎に翼」名字問題浮上でネットもはて?すでに佐田姓で「え?今更?」【ネタバレ】

 19日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、航一(岡田将生)からプロポーズされた寅子(伊藤沙莉)が、結婚した場合、自分の名字が変わる前提になっていることに疑問を感じる。

 寅子は、航一からのプロポーズに対し、気持ちは嬉しいものの、すでに自立している大人同士が結婚する意味が見いだせず悩んでいた。そこで航一を呼び、自分の気持ちを伝える。

 航一は寅子と結婚しようと思った理由について、財産を残す法的な後ろ盾ができること、夫婦は離婚ができるため「婚姻は永遠を誓わない愛」であることに気付いたからだと説明し、寅子も「なるほど」と言う。

 その後、寅子は自宅で花江から「ゆっくり考えて、寅ちゃんの好きにしたらいい。星家の人になるんだから」と言われ「ん?」と反応。花江から「ん?ってそんなんだから星家のお嫁さんが務まるか心配なの」と言われ、寅子は自分たちが星家に入ることが前提になっていることに「どうして私たちの名字が変わる前提なの?」と言ってしまう。

 花江は「名字が変わって初めて結婚を実感する子は多いのでは?」と言うも、どうも寅子はふに落ちない。

 寅子は「私が法律を学び始めたのは戦前の民法における婚姻制度にはて?と思ったのがきっかけ」と航一に説明しているが、優三(仲野太賀)と結婚する際には佐田姓に変わることに葛藤は描かれなかった。

 寅子の考え方にも変化が現れた様子だが、ネットでは「はて?猪爪から佐田姓に変わる時に葛藤あったっけ?」「佐田は名乗るのに星を名乗るのは嫌なの?」「既に佐田姓じゃん」「え?今更?なんで今更そこで引っかかる?名字問題?」「社会的地位を得るためには簡単に『佐田』になったのに」など、疑問視する声も上がっていた。

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