Lienel 世界でカレー旋風起こす!21日発売「Curry on love」で異色“国民食”グループ目指す
6人組グループ・Lienelが、異色のカレーソング「Curry on love」(21日発売)を引っさげ、真夏を駆け抜けている。MVをカレーの本場・インドで撮影するなど、スパイスの効いた活動を展開。新境地を見せるEBiDANの末っ子に、今後の展望を聞いた。
カレーソング「Curry on love」とデイリースポーツがコラボしたメンバー監修のLienelカレーが人気沸騰中だ。トマトチキンとバターチキンの2食入りで、特製のトレーディングカード2枚が付いて税込1400円。発売と同時に即完売となったが、シングル発売日の21日午前8時からECサイト「デイリースポーツまるしぇ」で再販売されることが決定した。
平均年齢16・6歳の6人組は、これまでアダルトな雰囲気のシングルを重ねてきたが、今回のテーマは新機軸のカレー。最初に楽曲を聴いた時を振り返り、森田璃空(17)は「具の名前を言ったり、徐々に『あれ?カレーって言ってる?』って気付いてきた感じですね」と笑う。
インドでのMV撮影では、ほとんどのメンバーが初海外。日中は気温45度に迫り、水を飲んでも飲んでも汗が流れた。高桑真之(14)は「ちょっとぬるいサウナをずっと食らっている感じでした」と苦笑い。高岡ミロ(17)も「動物が普通に歩いていて、ゾウはいるわ、牛もいるわ、クジャクも猿もいる。富士サファリパーク状態でした」と回想する。
武田創世(15)と高桑の同級生コンビがトゥクトゥクで目的地とは違う住宅街に迷い込むなどトラブルもありながら、絆を深めて帰国。メンバー全員が大きな刺激を受け、パフォーマンスに感性を還元している。
昨年は2枚目のシングル「kimito」がオリコン週間ランキングで1位を獲得。リーダーの芳賀柊斗(19)は「レベルアップして、ウイークリーだけじゃなくて、ずっと曲が上位にとどまるようになりたい。誰もが好きで、香辛料のような刺激がある、カレーグループになりたいです!」と“国民食”を理想に掲げる。
武田が「世界にLienelが知れ渡ってほしい」と期待すれば、近藤駿太(18)も「教科書に『2024年、第1次カレーブーム』と載るくらい、世界中でカレーブームを巻き起こします!」と歴史に名を残す意気込み。猛暑の夏を激辛なパフォーマンスで熱くしていく。
◆Lienel(りえねる)EBiDANの新グループメンバーを選ぶオーディションを経て、2023年4月に結成。同年7月に「Love Me Madly」でCDデビュー。グループ名は、フランス語で“永遠の絆”を意味する「Lien éternel」が語源。ファンネームは「Lien」。9月開幕のツアーは全公演がソールドアウトしている。