「海のはじまり」目黒蓮、爆音のイス蹴り上げシーン ドラマP敢えて「MAX大きな音に」の理由
19日に放送されたフジテレビ系月9ドラマ「海のはじまり」で、夏(目黒蓮)が実の父・基春(田中哲司)と会い、気持ちを爆発させるように喫茶店のイスを思い切り蹴るシーンがあり、プロデューサーの村瀬健氏はXでその音の大きさに「びっくりさせてごめんなさい」と謝った。
この日の「海のはじまり」では、夏が海を連れて実の父親と会うことに。母と離婚してからは会っていない2人だったが、海を自分の子だと説明する夏に、冷笑を浮かべる父。夏は弟の大和を呼び出し海を預けてその場を離れさせると、夏は父と1対1で向き合う。
基春は「2カ月前に知ったって?なにそれマジ?それ絶対お前の子じゃないぞ。女ってそうだろ?ずるいよな~。産めるってずるいわ~」と言いだし、怒りに震える夏は喫茶店のイスを思い切り蹴飛ばしてしまう。
ものすごい音とともに、他の客の視線が2人に集まる。基春は「すいませーん」などとヘラヘラ謝り、「お前いくつ?まだ反抗期なの?」などとからかう。夏は大学時代の恋人が別れてから子供を産み、2カ月前に亡くなって葬儀に行って娘がいることを知ったと説明し「育ててないけど俺の子です。育てられてないけど親に会ってみたかっただけです」と怒りに震えながら基春を呼んだ理由を説明する。
だが基春は「育ててなくても、血が繋がってる親は子供を思って離れてても愛し続けているに違いない…って期待しちゃったの?残念だったね。育ててない親なんてしょうもないって、わかっちゃったね。かわいそうに」と言い放つ…。
とにかく人を気遣い、自分の感情をあまり表に出さない夏が、初めて感情を爆発させたイス蹴りシーン。村瀬プロデューサーはXで「椅子の音、びっくりした方いましたよね。びっくりさせてごめんなさい」とまずは謝り、「リミットぎりぎりMAX大きな音にしました」と敢えて、大きな音をたてたと説明した。「あの夏が感情を表に出すからには、これくらいの音にしなきゃと思ったので」と、わざと大きな音にした理由も明かした。
視聴者からは「夏くんの静かな怒りが伝わってきました…」「あの音は、本当にビックリしましたが、あれぐらいでないと、夏くんの想いは、伝わらない気がしました」「普段おとなしい人が怒るとこうなるってのが伝わる」「椅子の音 ほんとビックリしましたが夏の感情が凄く伝わりました!」などのリプがつけられていた。