有名デザイナーが死去 7月にくも膜下出血 浅野忠信が妻と追悼 RADWIMPSのビジュアル担当 

 田名網敬一さん
 浅野忠信のインスタグラム@tadanobu_asanoから
2枚

 GENERATIONSのアルバムジャケットやRADWIMPSのワールドツアーにおけるビジュアルを担当したグラフィックデザイナーの田名網敬一さんが、9日にくも膜下出血のため死去したことが明らかになった。88歳。所属事務所が公式HPで発表した。

 「弊社所属アーティスト田名網敬一が、8月9日に永眠いたしましたことを、謹んでご報告申し上げます。2024年6月後半に骨髄異形成症候群を患っていることが判明し、療養を続けておりましたが、その後7月末に突如くも膜下出血を発症し、帰らぬ人となりました」と報告された。

 武蔵野美大を卒業後、1950年代から活躍。1975年に発刊された日本版「プレイボーイ」のグラフィックデザインを担当した。近年では、RADWIMPSのワールドツアーのビジュアルやGENERATIONSのアルバム「SHONEN CHRONICLE」のジャケットを手がけた。浅野忠信はインスタグラムで、妻の女優、中田クルミと田名網氏のスリーショットを掲載し、追悼した。

 奇しくも現在、東京・国立新美術館で回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」が開催中。「今回の国立新美術館における回顧展の開催は、田名網の夢でした。自身の集大成である本展を誰よりも心待ちにして、一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励んでおりましたが、容態の急変により、皆様にこのようなご報告をしなければならなくなりましたことは、誠に無念でなりません」と記された。

 葬儀は故人の遺志で、親族及び関係者のみで執り行われた。後日、別途お別れの会を催す予定という。

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