橋下徹氏 猛暑の甲子園大会開催に大胆提案「甲子園というのは絶対外せない。だとすれば」

 橋下徹元大阪府知事が21日、カンテレ「とれたてっ!」に出演。猛暑の中行われることが問題視されている夏の高校野球についての変革案を示した。

 ゲストの弁護士・住田裕子氏、タレントの藤井サチ、ロック歌手の大友康平らと議論。住田氏が「涼しい地方球場での開催」を提案し、大友が甲子園での開催に意味があることを力説した。

 橋下氏も「僕も甲子園というのは絶対に外せないと思う。僕は高校時代にラグビーをやっていて、花園だった。花園が長居競技場だったらダメなんです。甲子園での開催で、ずっと積み重なったドラマがあった上で、目に見えない価値がある」と聖地に重きを置く考えを示した。

 大友が甲子園の開閉式ドーム球場化案を上げると、ベストな案で「議論の対象になったことはある」としながら「現地立て替えが必要。となると、税金でやらないと無理だというのが、甲子園側の言い分だった」と話した。

 次善策で橋下氏が提案したのが「秋開催」。「甲子園で時期をずらしてやる以外ない」とした。大友は「春の大会があって夏の大会があるというのが延々受け継がれてきたスケジュール」と伝統を重んじる考えから首を縦には振らなかった。

 以前の夏が気温30度程度だったのが現在は35度以上が当たり前になるなど、気候が変動していることに対して、橋下氏は「熱烈な甲子園ファンは夏ということになるから、日本の季節を変えたら?11月くらいまで夏ということにしたらいい」と大胆な提案をした。

 欧米のように学年を秋スタートにするなどの案はこれまでも出ており、「大胆に教育のプログラムを変えていって、秋開催が出来るくらいに、社会変革をしないと、環境が変わってきたから」と大きな変革を期待した。

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