フジ渡邊渚アナ 退社へ 23年7月から病気療養「どうやっても完全に昔のようにはいかない現実」

 フジテレビの渡邊渚アナ(27)が今月末をもって退社することが23日、分かった。同局が発表した。本人の希望によるものという。渡邊アナは20年に入社し、1年目から「めざましテレビ」「もしもツアーズ」などを担当。23年7月から病気療養に入っていた。

 渡邊アナはコメントを発表し「この度、退社する決断を致しました」と報告。「病気を治して前のように働きたいと思っていた頃もありました。でもどうやっても完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした」とつづった。

 現在の体調は「三歩進んで二歩下がるような日々」とし「最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました」と新たな道へ進む決断をしたと説明。視聴者や関係者に向けて「かけがえのない時間をありがとうございました」と感謝を伝えた。

 渡邊アナは昨年6月に体調を崩し、同7月に入院。最近は徐々に体調が回復してきたことを明かし、今年8月にはパリ五輪のバレーボール日本戦を現地観戦したことが話題となった。

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