政治ジャーナリスト・田崎史郎氏が２４日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」に生出演。リモートで出演した、９月の自民党総裁選への立候補を表明している小林鷹之氏（４９）に鋭い質問を浴びせ続け、最後は「チャットＧＰＴみたいな方」と皮肉った。

　田崎氏は１９日の総裁選出馬表明会見に仲間の国会議員２４人が同席し、小林氏の登壇、降壇時に拍手が起きたこと、「脱派閥」を打ち出しているが現在は麻生派以外の派閥がないことなど切り込んだ質問を続けたが、小林氏は顔色を変えることなくクールに回答。

　中谷しのぶアナウンサーから、最後に発言を求められた田崎氏は「ずっと聞いてて、小林さんと話しててもやっぱり質問すると模範解答が返ってくるって話なんですよね。何かチャットＧＰＴみたいな方だなと思いながら聞いてました」と苦笑いでチクリ。

　中谷アナが「小林さん、言われてますが」と様子をうかがうと声を上げて笑った小林氏は「あのー、ええ、もう少しツッコんだ話をさせていただきたいなと思います」と笑顔で応じた。

　最後の質問として、中谷アナが「総理になれば解散戦略はどう描かれますか」と聞くと、小林氏は「解散ですか？はい、それはチャットＧＰＴですから、解散というのは総理の専権事項であって私が仮に総理になったらその時点で適切に判断します」と、開き直って笑いを誘った。