片岡愛之助主演新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」京都南座で再演
「ルパン三世」を原作にした片岡愛之助主演の新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』が2025年9月に京都・南座で上演されることが24日、発表された。
同作は23年12月に東京・新橋演舞場で上演。安土桃山時代を舞台に、怪盗・ルパン三世とその仲間の次元大介が“卑弥呼の金印”というお宝を狙うことからはじまるオリジナルストーリーで描かれる“歌舞伎版”ルパン三世の物語は大きな反響を呼んだ。
出演は、ルパン三世に愛之助、石川五ェ門(五右衛門)に尾上右近、次元大介に市川笑三郎、峰不二子に市川笑也、銭形警部(刑部)に市川中車と実力派ぞろいの豪華な顔ぶれに。「ルパン三世」のオマージュはもちろん、本水を使用した激しい立廻りやだんまりといった歌舞伎ならではの様式美をふんだんに取り入れた舞台となっている。