木村太郎氏 ハリス副大統領をバッサリ「スローガンばっかり。内容伴っていない」 民主党大会で指名受託演説「第3次オバマ政権」

 ジャーナリストの木村太郎氏が25日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演。11月の米大統領選挙へ向け、民主党の大統領候補に指名されたカマラ・ハリス副大統領をバッサリと切り捨てた。

 民主党党大会は22日(日本時間23日)まで4日間の日程を終えて閉幕した。大会にはバラク・オバマ元大統領夫妻やビル・クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官ら党の重鎮らが顔をそろえ、大きな盛り上がりを見せた。

 最終日に、ハリス氏は大統領候補に選ばれ、指名受託演説を行った。木村氏はこの演説について問われ、「スローガンばっかりだった感じがします。内容が伴っていない」とバッサリ。「『中間層を強くしよう』って。そりゃ、みんなそう言いますよ。どうやって強くするの?説得力あること言ってないでしょ」と指摘。「特に経済政策に対する答えがなかったと思うんだけど、これから大変ですよ」と分析した。

 さらに「これだけ盛り上がりましたよ、党大会が。(ハリス氏が)『ジョイ』っていう言葉を使ったじゃないですか、喜びって。『ジョイだけで選挙は勝てないよ』っていうのをね、ニューヨーク・タイムスですよ。カマラ・ハリスの一番の応援団ですよ。それが論評記事を書いているんですよ。これからが大変ですよ」と話した。

 党大会に出席したオバマ氏について触れ、「僕が勝手に言っているんですけど、これは“第3次オバマ政権”だ。カマラ・ハリス名義の“オバマ政権”。何かって言うと、オバマさんは辞めてから、バイデン政権を作ったんですよ。4年間やらせて、それでもうこれ以上ダメってなったら、クーデーターを起こして辞めさせて、ハリスを大統領にして…」と持論を繰り広げていた。

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